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2012年8月

「ビブリア古書堂の事件手帖/三上延」

「ビブリア古書堂の事件手帳~栞子さんと奇妙な客人たち~」
大輔は、小さい頃のある体験から本が読めない体質なのだが、ひょんな事からビブリア古書堂の店員になる。
ビブリア古書堂の店主である栞子は入院中で、内気で極度の人見知りだが、本のことになると別人のようになる。
非常に頭の回転が速く、大輔に聞いた話の幾つかの事柄から客の持ち込む謎と秘密を解き明かしてしまう。

大輔と栞子がどうなっていくのかなとか、せどり屋の志田や客として現れた夫婦など、温かい気持ちになる登場人物達が魅力的です。

そんな雰囲気とはうって変わって、第四話『晩年』は太宰治の署名入りの初版本を巡っての事件で、どんな事をしても手に入れようとする犯人が恐ろしかったです。
いくら本が好きでも、私は本に対する所有欲はあまり無いので、大輔と同じように「そこまでして・・・」と思ってしまいました。

私は古書については疎いので、作品の中で「せどり屋」や「アンカット」などの用語を知るのも面白かったです。

2、3巻と続いているので、読むのが楽しみです。

「The Lady アウンサンスーチーひき裂かれた愛」

凛とした美しいたたずまいで、強い意志を感じさせるまなざし。
スーチーさんはずっと気になる人でした。

リュック・ベッソンが事実に基づく映画を撮るなんて意外でしたが、予告で観て「絶対観たい」と思いました。
今までの作品とは全く違いますが、ベッソン監督が何故この映画の脚本に惹かれたのかは分かるような気がします。
エリック・セラの音楽が、少しベッソンらしさを感じるところでしょうか。

長い間軟禁生活を送っているというだけで、その精神的な苦痛は計り知れませんが、家族とも自由に連絡が取れず、夫・マイケルさんががんと分かっても会えなかったとは・・・。

この作品には、スーチーさんと家族の深い絆が描かれていて、それが彼女を支え続けたことが伝わって来ます。

家族と引き裂かれる姿に涙し、不条理な暴力や弾圧を受ける国民の姿に悔しさを感じて涙し、映画を観終わった後、目と鼻は真っ赤でした。

ミッシェル・ヨーはスーチーさんに生き写しのようにそっくりでした。
生花を髪に飾って、ビルマの衣服を細い身体で着こなす姿がきれいでした。

銃を向けられても毅然とした態度で向かって行くスーチーさんの勇気には本当に感動したのですが、実際にもそんな事があったそうです。

映画を観てからすぐ「自由 自ら綴った祖国愛の記録」を読んでみました。
他国の歴史や政治的な話を読むのは難しくて、時間がかかりましたが、スーチーさんのお父さんであるアウンサン将軍が何故今も国民に熱狂的に支持されているかがよく分かりました。
決して権力をふりかざすのではなく、国民に真摯な言葉で支持を求め、一緒に国を作り上げようという気持ちが伝わってくる演説には心を打たれました。
国民がそのアウンサン将軍の娘であるスーチーさんを信頼するのは当然の事なのでしょう。

スーチーさんの軟禁生活も解かれましたし、これから少しずつでもビルマが変わって行けばいいなと思います。
ビルマ(ミャンマー)の人々が恐怖や暴力に支配されることなく、自分の考えや言葉を自由に発して、行動できる日が一日も早く来ることを願っています。

この映画にはあまりにもたくさんの想いがあって、上手く書けていないのですが、とにかく一人でも多くの人が観てくれるといいなと思います。

「The Lady アウンサンスーチーひき裂かれた愛」公式サイト

暑すぎますね・・・

今月は映画の試写会が週一ペースで当たっていて、三谷さんの「清須会議」も読んだし、書きたいことはいろいろあるのですが、何だかぼーっとしています。
夏バテですね。

友達に梅シロップをもらったのですが、水で薄めて、暑い時に飲むとスーッとします。

もう少し元気になったら、ちょっとずつ更新したいと思います。

8月の気になる舞台

暑い毎日が続いていますが、何だかんだと出掛けています。
ぐったりしながらも、夏が好きなのです。

8月の気になる舞台です。

LEMON LIVE 「Woo!! man」 ★
感想を書きそびれましたが、2時間笑いっぱなしでした。
皆さん男性と女性の二役だったのですが、もう見事でしたね。
楽しい時間を過ごせました。

「サイケデリック・ペイン」 ★
新感線初参加の方も多いので、楽しみです。

「アルジャーノンに花束を」
原作はかなり前に読みましたが、キャラメルボックスの舞台では観ていません。
ダブル・キャスト、どちらも観てみたいですね。

ふくすけ
豪華キャストですね。
初演は観ていませんが、評判が良い作品のようなので観たいです。

叔母と旅
初演が好評だったみたいで、友達も良かったと言っていました。
好きな役者さんばかりです。

トロイラスとクレシダ
なかなか足が向かない劇場ですが、オールメール・シリーズは面白いですよね。

すうねるところ
木皿泉さん脚本のドラマは好きな作品が多いので、観てみたいです。

英国王のスピーチ
映画は見逃してしまったのですが、キャストも良いので観てみたいです。




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