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6月の観劇

だいぶ時間が経ってしまったのですが、6月に観劇した舞台の感想です。

「南部高速道路」
長塚圭史さん演出の舞台を観るのは久し振りでした。
ここ数年は何となく分かり易い作品を求めていたので、ちょっと敬遠していました。
この舞台もストーリーは現実と非現実が入り混じったような独特なものでしたが、そこで生まれる人間関係とかが面白かったです。
役者さん達は上手い人ばかりだったので、ちょっとした動きや表情でその場の空気が作られたり、壊れたり。
中央に舞台があったので、どの席から観てもいい感じでした。
微妙に客席に絡む場面もあり、私と友達は話しかけられて頷いたりして。
それも楽しかったです。
渋滞が動き出して現実に戻った時、みんな知らない他人のような顔になっていくのがちょっと寂しかったり、そんなものかもしれないと思ったりしました。

「藪原検校」
2007年の蜷川×古田版を観ていたのですが、あまり二度観たい作品ではないなと思いながら、萬斎さんがどう演じるのかが気になって観に行きました。

演出とキャストが違うとこうも変わるのか!と面白かったです。
特に浄瑠璃のパロディーを語る早物語の場面では、萬斎さんの多彩な才能に見とれるばかりでした。
他の座頭役のキャストの方達と音楽と演出が一つになって、素晴らしい場面でした。

語り手役の浅野さんがほとんど目をつぶっていたのにも驚きでした。
時々芝居に割り込みながらのユーモア溢れる語りは楽しかったです。

蜷川版では最後に藪原検校が死ぬ場面がリアルで、あまりに衝撃的だったので、その場面ばかりが記憶に残ってしまって、ユーモアのある場面は吹っ飛んでしまっていました。

今回は笑える場面もあの時代の盲人達の暮らしの辛さも両方味わって、考えさせられました。

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