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「あつあつを召し上がれ/小川糸」

別れを決めた恋人と最後に食べる松茸料理、亡くなった父が大好きだった母の手作りのきりたんぽ。記憶に残る大切な料理を巡る物語の短編集。

どれも食べてみたくなるような料理で、その料理を大切に思っている気持ちが丁寧に描かれています。

私が一番好きなお話は、「親父のぶたばら飯」。
海外に転勤が決まった恋人が、美食家だったお父さんのお気に入りの中華のお店に彼女を連れて行きます。
二人でしゅうまい、ふかひれのスープ、ぶたばら飯をお腹いっぱい食べます。
その描写が本当に美味しそうで、中華の苦手な私も食べてみたいと思うほど。
自分が美味しいと思うものを同じように美味しいと思ってくれる人って貴重ですよね。
だから、この彼の気持ちが分かるなと思って。

自分の余命が長くないことを予感した母が、幼い娘にみそ汁の作り方を教える「こーちゃんのおみそ汁」も心に残りました。

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