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2011年 エンタメベスト5(読書編)

2011年に読んだ本は73冊。
仕事を辞めて時間が出来たので、この数ヶ月は2日に一冊ペースで読んでいます。
そのせいか肩凝りがひどくなってしまいました。
夫に「どこに向かっているんだ」と言われたりします。
73冊から5冊って、難しいな~。

・小暮写真館/宮部みゆき
・チーズと塩と豆と/角田光代、井上荒野、森絵都、江國香織
・結婚相手は抽選で/垣谷美雨
・和菓子のアン/坂木司
・プリンセス・トヨトミ/万城目学

今年の宮部さんの作品はどれも良かったのですが、「小暮写真館」は今までの宮部さんとは違った新境地となった作品だと思います。正直言って、以前はストーリーの中に恋愛に関する描写が出て来ると通り一遍のよくある話で、感情移入できないなと思っていました。
この作品では、主人公と年上の女性の微妙で複雑な関係も描かれているのですが、それがすごく丁寧に気持ちを追っていて良かったです。

「チーズと塩と豆と」は、それぞれヨーロッパの田舎町を舞台にした短編集。
4人とも好きな作家だし、私は何故か食べ物が出て来る小説に心を惹かれるみたいです。
それぞれの主人公は家族やパートナーとの関係に悩みながらも、前向きに強く生きています。

「結婚相手は抽選で」は、少子化対策で「抽選見合い法」が制定され、その制度に翻弄される男女を描いたものです。その斬新な設定が面白かったのですが、読んでみると容姿や条件にこだわったり、今の婚活と似ているなと思いました。

「和菓子のアン」は、デパ地下の和菓子屋でアルバイトを始めたアンちゃんが個性的な同僚に囲まれ、様々なお客様のちょっとしたミステリーを解き明かしていく物語。
これも食べ物ですね(笑)この作品に出て来る和菓子が本当に美味しそうで、その歴史もなるほどなーと思うような物で、和菓子についてもっと深く知りたくなりました。

「プリンセス・トヨトミ」は以前から読みたいと思っていたのですが、途中で映画が公開されてどっちが先か悩みました。結局本を先に読んでしまって、まだ映画は観ていないのですが。
ドラマや舞台で戦国時代の話は何度も観ているので、本当に豊臣家の末裔が生き残っていたりしてと考えたり、大阪の人はこんな風に徳川家より豊臣家寄りなんだろうかと思ったり、いろいろ想像させるストーリーで面白かったです。万城目さんの作品は現実にはあり得ないけど、もしあったら面白いなと思うような物語が多いですね。関西の歴史に絡めた話に興味をそそられます。

自分の好きな作家ばかり読んでいると偏ってしまうので、雑誌やTVの書評を読んだり、本屋でチェックしたりして、いろいろな人の作品を読みたいなと思っています。

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