« 「引き際」観劇 | トップページ | 「花婚式/藤堂志津子」 »

「図書館戦争/有川浩」

昭和最終年、公序良俗に反する書籍・映像作品・音楽作品を任意で取り締まる権限を持った「メディア良化法」が成立・施行された。それに唯一対抗できる勢力として「図書館の自由法」が成立した。図書館はメディア良化委員会の検閲に対抗する為、警備隊を持つに至った。
郁は女性ながら図書隊の防衛員を希望し、堂上上官に厳しく指導され、訓練に明け暮れる毎日を送っていた-。

とにかく郁のキャラクターが良いですね。頭より体が動いてしまって、問題を起こしてしまったり、すぐに顔に出して怒ったり、泣いたり、喜怒哀楽が激しいところが。
読んでいて呆れながらも微笑ましくて、つい笑ったり、ハラハラしたり。

堂上も普段は厳しいのに、いざという時にはサッと郁を助けたり、かばってくれて頼もしいです。

二人の関係が続編でどう変わって行くのか、楽しみです。

「表現の自由」と法によるメディアの規制は度々問題になりますが、それも考えさせられる内容でした。
未成年の犯罪者が読んだ本やDVDが問題になる事も多々ありますよね。
でも、その本やDVDを読んだり、観たからといって、全ての人が犯罪者になるわけではないし、何を持って規制するかは難しいところです。

話し言葉の書き方も独特で、時々読みづらかったですが、郁の勢いが感じられて面白かったです。

« 「引き際」観劇 | トップページ | 「花婚式/藤堂志津子」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1100079/42443587

この記事へのトラックバック一覧です: 「図書館戦争/有川浩」:

« 「引き際」観劇 | トップページ | 「花婚式/藤堂志津子」 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ