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「告白/湊かなえ」

ある中学の終業式の日、担任である森口悠子の話から物語は始まる。事故死だと思われていた我が子・愛美の死は「このクラスの生徒に殺されたのです」と・・・。

最初から独特の語り口で一気に読ませます。
あまりに衝撃的な内容で、この話はどうなっていくんだろうと思いましたが、それはほんの序の口でした。
語り手が次々と変わり、新たな事実が明らかにされていきます。

正直言って、読後感はあまりよくありません。
誰にも共感できないし、救いのない話です。
それでも、この作家の圧倒的な文章力に惹きつけられてしまうのです。

巻末にこの作品を映画化した監督の中島哲也さんのインタビューが載っていますが、「登場人物は嘘をついている」という言葉を読んで、なるほどと思いました。
登場人物の言っていることは本当のことなのか、どの部分が嘘なのか・・・そんな事を考えながら読むとまた面白いかもしれません。

映画は観ていないので、DVDを借りて観てみたいなと思います。

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