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2009年1月

「リチャードⅢ世」観劇

「メタル・マクペス」「朧の森に棲む鬼」で、シェイスクピアをベースにした戯曲は新感線でもやっていますが、今回は新感線とはまた違った”いのうえシェイスクピア”の世界でした。

ここからは、演出上のネタばれありです。
先入観なしで観たい方は読まない方がいいかもしれません。


モニターやスクリーンを使ったり、モバイルPCやICレコーダーを使ったり、時代設定を曖昧にするような面白い演出でした。
モニターでは、ワイドショー的な見せ方をしてみたり。

ただシェイスクピア独特の長い台詞は、まだ扱い切れていない感じがしました。
モニターに映し出された台詞は不要だったのではないかと思います。
「メタル・マクベス」の時は歌詞だったので効果的だったかもしれませんが、今回は読めるような速さでもなかったですし。

一幕はシェイクスピアの戯曲にほぼ忠実だったのだろうと思いますが、かなり長く感じました。(時間的にも実際長かったのですが)
二幕は衣装だけでも笑えるような場面もありましたし、一幕よりは観やすかったです。

安田成美さんの11年前の初舞台を観たのですが、初舞台とは思えないほど好演していたので、その後舞台出演が無いのを残念に思っていました。
そんなわけで今回は楽しみにしていたのですが、もう少し出番があると良かったなと思います。
凛とした美しさで、アン役にはピッタリでした。

蜷川さんのシェイクスピアを見慣れているので、いろいろな意味で新鮮でした。
演出家が違うとこうも違うものなんだなと思います。
舞台には多様な可能性があるものですね。


「冬物語」観劇

これも感想が遅くなったのですが、先週末に観て来ました。

「コリオレイナス」は観られなかったので、唐沢さんの舞台を観るのも久しぶりでとても楽しみにしていました。
心にふと生まれた疑念から嫉妬にとりつかれ、全てを崩壊させてしまう哀れな王の狂気や苦悩を力強く演じていました。
真赤な衣装も印象的でした。

舞台装置もとてもシンプルなのですが、場面によって大きく描かれている絵が替わったり、音楽や照明でいろいろな表現が出来るものだなと、蜷川さんの演出にいつもながら圧倒されました。

「わが魂は輝く水なり」ではちょっとユーモアのある役柄でしたが、すらっとしてきれいな顔立ちの長谷川博巳さんも「から騒ぎ」に続いて、蜷川さんの舞台の常連になってきましたね。
これからどんどん主要な役についていのではないかなと注目しています。

今週末は「リチャードⅢ世」を観てきます。
初めての赤坂ACTシアターも楽しみです。

「冬の絵空」観劇

感想を書くのが遅くなりましたが、連休中に観に行きました。

今回が初舞台となる藤木直人さん。
公演前のインタビューではプレッシャーを感じているようだったので少し心配だったのですが、良い舞台人スタートが切れたのではないでしょうか。
時代劇もあまり経験がないと仰っていたので、着物での動きや立ち回りも大変だったと思います。でも、役柄が藤木さんにすごく合っていたと思います。

脇が実力派の役者さんばかりですから、良い雰囲気で藤木さんを盛り立てているなという感じがしました。
カーテンコールでも、藤木さんが生瀬さんの顔をちらっと見ていたのが印象的でした。
最後はスタンディングオベーションになりましたが、私はまだ立つまでの気持ちにはなりませんでした。

生瀬さんは、今回改めてすごい役者さんだなと思いました。
上手い役者さんは、"間"がいいですよね。

真面目なじゅんさんも素敵でした。

最近はドラマで活躍している方もどんどん舞台に出演するようになってきましたが、また新たな魅力を発揮できる場所になっていくといいですね。

「パイパー」観劇

まだ始まったばかりなので、あまり詳しい事は書きませんが、衣装がすごく良かったです。
作品の世界観をこんな風に衣装で表現できるなんてすごいなと思いました。
特に「パイパー」は動きが美しいし、面白かったです。
チラシはこれだったのかと思いました。

過去の歴史をビデオやDVDのように映し出す仕組みがまた面白かったです。

りえちゃんは、一作品毎に存在感が増していますね。
たか子ちゃんとの息もぴったり合っていて、本当に姉妹のようでした。

大倉孝二さんは何か自由に伸び伸びと演じている感じでした。
何かの雑誌に載っていた野田さんとの対談も面白かったです。

野田さんの最近の作品のテーマは、戦争だったり、地球の未来だったり、大きく深くなってきているような気がします。

1月の気になる舞台

読書ベスト5はまだまとめていないので、今月の気になる舞台を。
今月は行きたい舞台がたくさんありますね~。
でも、珍しくまだほとんどチケットを取っていません。
何本行けるでしょうか?

冬物語」 ★
これだけはチケットを確保してあるのですが、その日は都合が悪くて
出来れば日にちをずらしたいなと思っています。

冬の絵空」 ★(1/12追記)
藤木直人さんの初舞台ですね。どうなんでしょう?
じゅんさん、粟根さん、生瀬さんと共演のキャストも楽しみな作品です。

パイパー」 ★(1/10追記)
野田さん×松さん×宮沢さんの顔合わせは、絶対観なくちゃです。

リチャードⅢ世」 ★(1/24追記)
いのうえさんのインタビューでいつかシェイクスピアをやりたいと仰っていたのが実現ですね。
「朧の森に棲む鬼」もリチャードⅢ世がベースになっているようですし、好きな戯曲なのでしょうね。

2008エンタメベスト5(映画編)

2008年に観た映画は28本。
観劇が多かったので、映画はちょっと少なめでした。

奈緒子
地上5センチの恋心
西の魔女が死んだ
ザ・マジックアワー
グーグーだって猫である

「奈緒子」は、三浦春馬くんの好演と上野樹里ちゃんののだめとは全く違う表情が新鮮でした。

「地上5センチの恋心」はフランス映画ですが、ちょっとミュージカルっぽかったり、可愛い映像で楽しかったです。

「西の魔女が死んだ」は原作のイメージ通りで、原作ではすっきりしなかった部分が映像で見るとすーっと心に染み通っていった場面もありました。

「ザ・マジックアワー」は、佐藤浩市さんの見たことのない魅力が引き出されていて、とにかく笑えます。三谷マジックという感じでした。
二人の番宣出まくりも面白かったです。

「グーグーだって猫である」は、猫好きなら絶対に泣けます。
大人のもどかしい恋も素敵でした。
ほわほわとした優しい気分になれる映画です。

番外として、「252 生存者あり」。これは、内野さんファンじゃなくても映画館で是非観て欲しい作品です。
「P.S.アイラヴユー」も、こんな風に誰かを愛したい、愛されたいと思う映画でした。

去年は観劇を優先した為、試写会が当たってもなかなか行けないことも多かったです。
いつも体力の限界に挑戦しているみたいな・・・。
現実逃避しないとやっていられないという事情もあるわけですが、身体も大切にしないといけないなと思った年末でした。

2008エンタメベスト5じゃなくて6(舞台編)

あけましておめでとうございます。
昨年は良くない事も多々ありましたが、それによって人に恵まれている事に改めて気付いて、感謝の気持ちを深くしました。

今年も舞台に映画に読書に突っ走ります!

2008年に観た舞台は46本。
いや~、多いですね。
複数回観た数は除いているので、観劇自体はもっと多いですからね。
私の今年のベスト5は・・・

瞼の母
わが魂は輝く水なり
夏祭浪花鑑
五右衛門ロック
幸せ最高ありがとうマジで!
あれから

観劇順です。

「瞼の母」は、やはり剛くんの演技が素晴らしかったです。
舞台で観られて、感動しました。

「わが魂は輝く水なり」は、萬斎さんの老け役に惚れてしまいました。
どうしてももう一度観たくなって、千秋楽にも行ってしまいました。

「夏祭浪花鑑」は、念願のコクーン歌舞伎初観劇でした。
串田さんの斬新な演出にはびっくりさせられました。

「五右衛門ロック」は、新感線の真骨頂でした。
新宿コマ劇場の雰囲気とマッチして、楽しい夏祭りという感じでした。

「幸せ最高ありがとうマジで!」
無茶苦茶な主人公でしたが、今まで観たことのない新しい世界観でした。
本谷さんの作品、また観たいと思います。

「あれから」
ケラさんの舞台で感動したと言ったら、友達が驚いていました。
エグさも含めて、ケラさんの作品は好きなのですが、これは新しいケラさんの魅力が詰まった作品でした。

番外として「ベガーズ・オペラ」の再演。橋本さとしさんのピーチャムは、本当に楽しくて新鮮でした。もっと観たいなと思いました。

内野さんファンとしては、ベガーズは再演でしたし、「私生活」はイギリスの上流社会というのがいま一つピンと来ない作品でした。
そろそろストレートの作品を観てみたいなというのが、正直な気持ちです。
どんな作品に出演するかというのは、巡り合わせみたいなものもあるとは思いますが。
舞台に出演している内野さんが一番素敵だと思うので、次回作に期待しています。

記事を読み返していたら、ベスト6になっていました・・・。
絞れないので、このままで。(1/7追記)

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