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2008年8月

「グーグーだって猫である」試写会

あなたは猫派ですか?犬派ですか?
私は断然猫派なのですが、猫好きな方なら絶対好きな映画だと思います。

ほんわかした優しい時間が流れているような、主人公・麻子の日々の暮らし。
恋愛にもすごく不器用で。
お母さんの「好きな人には、ちゃんと好きって言わなきゃだめよ」って言葉が、何か沁みました。

死んでしまった猫と思わぬ形で再会する場面があるのですが、私も飼っていた愛猫とあんな風に会えたらいいなと思ったら、涙がこぼれてしまいました。

とてもお勧めの映画です。

「八月納涼大歌舞伎 第三部」観劇

何だか書きそびれてしまっていたのですが、先週末に観に行きました。
野田さん脚本・演出の歌舞伎は初めて観ましたが、やっぱり新鮮で面白かったです。

スクリーンを使った演出などは演劇ではおなじみですが、歌舞伎でやるとは驚きました。
最初はいろいろな意見があったのではないでしょうか。
でも、効果的な演出になっていたと思います。

巻き紙のような舞台装置も面白かったです。

勘三郎さんは憎まれ役でしたが、届かない想いが切なかったです。
七之助さんの愛陀姫はたおやかで美しかったです。
観る度に素敵な女形に成長しているなと思います。

そして、今回は福助さんがはじけていて、とても良かったです。
いつものしっとりとした女らしい女形ではなくて、いんちき占い師ですからね。
楽しませてもらいました。

「女教師は二度抱かれた」観劇

期待通りの面白さでした。
染五郎さんが小劇団の演出家、阿部サダヲさんが歌舞伎役者というのが、絶妙な感じでした。
「そんな大げさな見得とか、いいんですか?」って思ったり、台詞が染五郎さんには皮肉に聞こえないのかなと思ったり。

パンツ一枚で舞台袖に走ってはけていく染五郎さん・・・なかなかないですよね。

大竹さんは、もう天性の女優ですね。
どの舞台を観ても、その役になりきっていて、惹き込まれてしまいます。

一幕は「え~、そこで終わりですか」っていうところで終わりで、客席から笑いと拍手が起きて、松尾さんが休憩のお知らせに出て来ました。
松尾さんは舞台に登場するだけで、笑いを誘います。

でも、「笑い」にもいろいろあるなと思いました。
松尾さんの「笑い」は新感線とはまた違った「笑い」で、何だかちょっと切ないんです。

生バンドが入った歌も良かったです。

「幕末純情伝」観劇

久しぶりのつかさんのお芝居、やっぱり良いですね。
好きです。
大音量の音楽が流れて歌が始まったり、独特の殺陣、踊りと、懐かしくて楽しかったです。

石原さとみちゃんが、すごくハマッていて良かったです。
ドラマや映画で見せる彼女のいろいろな表情もわりと好きだったのですが、舞台女優としても良いと思います。

真琴さんは、格好良かったです。
龍馬にぴったりですね。
でも、赤いワンピースも素敵でした。

山崎銀之丞さんはTVでお見かけすることも多くなりましたが、やっぱりつかさんの舞台では存在感が違います。

そして、春田純一さんもつかさんの作品で久しぶりに観られるのを楽しみにしていたのですが、休演ということでとても残念でした。
春田さんの秋月役、観てみたかったです。

「闇に咲く花」観劇

戦争が終わった直後の進駐軍の占領下、家族や友人を亡くした傷を抱えながらも人々はたくましく生きていた。
一人息子を失った愛敬神社の神主・公麿は、近所に住む五人の未亡人達とお面工場を営みながら、闇米の調達に奔走していた。
そこへ、死んだはずの息子・健太郎が帰って来て、再会を喜ぶのだが・・・。

ユーモア溢れる会話のやり取りで、暗くなりがちな戦争の話を分りやすく描きながら、決して忘れてはいけない、語り継がなければならない真実があることを改めて思い知らされます。

今回は、特に小林隆さん(「古畑任三郎」の警官役など、三谷さんの作品にもよく出演されています)が、あの温かな微笑みやとぼけた存在感で場を和ませてくれて印象的でした。

健太郎役の役者さんも良かったです。
最後の方、健太郎の言葉が自分自身の行動を決意させる場面は、涙が止まりませんでした。

終演後もなかなか拍手が鳴り止みませんでした。
井上ひさしさんもいらしていたので、そんな客席の様子をご覧になっていたのではないでしょうか。

お勧めの舞台です。

「明日の約束/村山由佳」

気付いたら、すごく久しぶりの更新になってしまいました。
珍しくエンタメの予定がない日々でした。
今週末は行きますよ。

そんなわけで、本の感想です。

一年に一冊刊行ペースの「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズの最新刊です。
今回は、かれんと勝利の鴨川での休日が中心で、波風はなしで、安心して読めました。
サイドストーリーとして書かれた、かれんの教師時代の同僚・桐島先生が語る普段のかれんが描かれているのが面白かったです。

それから、村山さんのあとがきに書かれた言葉にはっとしました。
「人の不幸は受け入れやすいものだから、オノロケ話でも喜んで話を聞いてくれる友人は貴重だ」というもの。
「人間的に出来ていて、心に余裕がないと、相手の幸せなんて受け入れられないもの」という言葉も。

人の幸せな話に心が沈んでしまう時、「ああ、嫌な奴だな、私」って思っていました。
そして、自分の楽しい話に水を差すような事を言われた時、むっとした事も。
でも、お互いにそんな時もありますよね。

せめて、大事な友達の幸せは一緒に喜んであげられるような、大人の女になりたいものです。

「さようなら窓/東直子」

築(きずき)は、ゆうちゃんの家に居候しています。「きいちゃんが眠れないんなら、眠れるまで、なにか話をしてあげようか」ゆうちゃんが話してくれた、優しくて、ちょっと不思議な人達の物語・・・。

築のゆうちゃんへの揺れる恋心が切なくて、恋をするってこんな風に不安になったりすることだったなーって思ったり。
自分らしくいられる人と恋愛するのは難しくて・・・でも、そんな人がいつか現れるんだよねって。

好きな人を包み込む優しさと強さを持った女性になりたいです。

東さんの「とりつくしま」もお勧めです。

8月の気になる舞台

ここのところそれほど暑くなかったので、今日の厳しい暑さにぐったり。
でも、最近は夏バテ対策と節約の為、簡単なものですが自炊するようにしています。
今日も作りますとも・・・。

さて、今月の気になる舞台です。

八月納涼大歌舞伎 ★(8/16追記)
出演:中村勘三郎、坂東三津五郎、中村橋之助、中村福助

幕末純情伝 つかこうへい演出 ★
出演:石原さとみ、真琴つばさ、吉沢悠

女教師は二度抱かれた 松尾スズキ演出 ★
出演:市川染五郎、大竹しのぶ、阿部サダヲ、市川実和子、荒川良々

闇に咲く花 こまつ座 ★(8/11追記)
出演:辻萬長、小林隆他

「八月納涼歌舞伎」は、何といっても第三部の野田版「愛陀姫」が観たいですね。
第二部は串田和美さん演出なので、それも観たいです。
「コクーン歌舞伎」の演出の斬新さには、本当に驚きましたから。

「幕末純情伝」は、久しぶりのつかさん演出の舞台で、とても楽しみです。
過去にも何度か上演されてきましたが、真琴さんが龍馬というのはびっくりでした。
さとみちゃんとの顔合わせ、どんな風になるのか期待しています。

「女教師は二度抱かれた」は、まずタイトルからすごいインパクトですよね。
このキャストで面白くないわけがないという感じです。

来週8/8(金) NHK教育で「わが魂は輝く水なり」が放送されますので、それも楽しみです。
狂言はなかなか観に行けませんが、秋以降に行けたらいいなと思っています。

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