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「いつか陽のあたる場所で/乃南アサ」

東京の下町・谷中で息を潜めるように暮らす芭子と綾香。
二人には罪を犯した過去があった・・・。

理由あって罪を犯して、服役した過去を持つ二人の日常が描かれているのですが、神経質なぐらいに人の目を気にする芭子と、明るくてどこか抜けたところもある綾香の二人のやり取りが良い感じです。

東野圭吾さんの「手紙」を読んだ時も、罪を犯すとはどういう事なのか深く考えましたが、この作品でもまたいろいろ考えました。
長い間刑務所にいたら、刑期を終えて急に社会に出ても、生活していくのは大変な事なんだなとか、そういう人達をサポートする機関はないのだろうかとか。
芭子は家族に絶縁されてしまいますが、本当にそういう人もいるんだろうなと思います。
それはどれ程の孤独だろうと・・・。

確かに罪を犯したことは悪いことかもしれません。
でも、罪を償った後は、やり直す機会や場所が与えられることも大切だと思います。

この後の二人の物語も読んでみたいと思います。

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