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「東京・地震・たんぽぽ/豊島ミホ」

東京に大地震が起きた日-様々な人達の「その日」を巡る出来事を描いた短編集。

私が特に印象に残ったのは「くらやみ」。
主婦・里美は、娘の舞と一緒に区外の大きな公園に来ていた。
公園の一番奥の東屋で休んでいる時に、その地震は起こった。
育児ノイローゼのような状態で、いつもイライラしていた里美は夫ともぎくしゃくしていた。
東屋の屋根の下敷きになり、何も見えない暗闇の中で、里美はこのまま死んでもいいと思う・・・。

読んでいて、何だか切なくなってしまいました。
こんな風にあきらめてしまいそうになる気持ちがわかるような気がして。
だからこそ、あきらめないで欲しくて。

豊島さんは、少年・少女が主人公のお話が多いですが、この作品には大人の男女も出てきます。
今度は、大人の恋愛とかを書いて欲しいです。

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